アジャイルインセプションデッキ作成ワークショップ

インセプションデッキは、プロジェクト憲章(Project Chartering)を軽量化するツールです。インセプションデッキを使うことで、最初の1行目のコードが書かれるよりもずっと前に、チームは成功に向けた準備を整えることができます。

エクストリーム・プログラミングやスクラムのようなアジャイルソフトウェア開発手法ではプロジェクトの始め方は説明されていません。インセプションデッキはアジャイル開発に限らず、プロジェクトの関係者間での認識を共有するための手段とツールを提供します。

インセプションデッキは10の手ごわい質問と課題から構成されています。いずれの課題も、インセプションデッキは10の課題で構成されており、ずれの課題もプロジェクトを開始する前に答えられるようになっておかないとまずいものばかりです。

今回は『アジャイルサムライ』原著者であるJonathan Rasmussonの来日に合わせて、インセプションデッキの考え方を提唱した本人よるトレーニングを実施いたします。インセプションデッキの提唱者本人による手ほどきを受けられる貴重な機会ですので、是非ご活用ください。

開催概要

日時

2012年3月22日(木) 10:00 〜 18:00, 1日間

会場

株式会社KDDI ウェブコミュニケーションズ セミナールーム

(東京都千代田区麹町三丁目6番地 住友不動産麹町ビル3号 6F (地図)

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講師

Jonathan Rasmusson (『アジャイルサムライ』 原著者)

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英語による実施です。和智右桂さんに逐次通訳を担当いただきます。ワークショップなどトレーニングの進行は監訳者たちがサポートいたします。

サポート: 西村直人角谷信太郎(『アジャイルサムライ』監訳者)

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通訳(逐次): 和智右桂(グロースエクスパートナーズ株式会社)

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主催

株式会社永和システムマネジメント

対象者

ソフトウェア開発プロジェクトで、プロジェクトのゴールが関係者間でうまく共有できていない感覚をお持ちの、開発者、リーダー、マネージャ、プロダクトオーナー、デザイナ、ソフトウェア企画担当者など。

トレーニングの内容

受講料金

(お申し込みはページの最下部をお読みの上、リンク先からお願いいたします)

通常料金

早期割引(2/29お申し込み分まで)

インセプションデッキを構成する10の質問と課題

インセプションデッキは、プロジェクト憲章(Project Chartering)を軽量化するツールです。インセプションデッキを使うことで、最初の1行目のコードが書かれるよりもずっと前に、チームは成功に向けた準備を整えることができます。

エクストリーム・プログラミングやスクラムのようなアジャイルソフトウェア開発手法ではプロジェクトの始め方は説明されていません。インセプションデッキはアジャイル開発に限らず、プロジェクトの関係者間での認識を共有するための手段とツールを提供します。

インセプションデッキは10の手ごわい質問と課題から構成されています。いずれの課題も、インセプションデッキは10の課題で構成されており、ずれの課題もプロジェクトを開始する前に答えられるようになっておかないとまずいものばかりです。

インセプションデッキを構成する10の手ごわい質問と課題は次の通りです。受講者は講師のレクチャーと、受講者間のインタラクティブなワークショップを通じて、インセプションデッキの作り方を学びます:

1.我われはなぜここにいるのか?

何のために自分たちはチームを組むのか。自分たちの顧客は誰なのか。そもそもこのプロジェクトが始まった理由は何なのか。こうしたことを再確認する。

2.エレベーターピッチを作る

30秒以内に2センテンスでプロジェクトをアピールするとしたら、何を伝えるべきだろうか

3.パッケージデザインを作る

何気なくめくった雑誌のページに、自分たちのプロダクトやサービスの広告が載っているとしたら、それはどんな内容がいいだろうか? それからもっと大事なのは、その広告を見た人は君のプロダクトを買いたくなるだろうか?

4.やらないことリストを作る

プロジェクトで実現したいことというのはかなり明確になっているものだ。それと同じかそれ以上に、やらないこともはっきりさせよう。そしてそれをわかりやすく一覧にするんだ

5.「ご近所さん」を探せ

「プロジェクトの関係者」に含まれる範囲というものは、自分たちが思っているよりもずっと広いものだ。そうした「ご近所さん」を招いて、コーヒーでもごちそうしながら自己紹介ぐらいしてもいいんじゃないだろうか。

6.解決案を描く

チーム全員の認識が揃っていることを確認するために、概要レベルのアーキテクチャ設計図を描こう。

7.夜も眠れなくなるような問題は何だろう?

プロジェクトで起きる問題のなかには、考えることすら恐ろしいものだってある。だが、あえてそうした心配事について話し合おう。どうすれば最悪の事態を避けられるだろうか? 被害を最小限に食い止める方法はあるだろうか?

8.期間を見極める

どれぐらいの期間が必要なプロジェクトだろうか? 3ヶ月? 半年? それとも9ヶ月?

9.何を諦めるのかをはっきりさせる

プロジェクトにはいくつか操作可能な要素がある。期間、スコープ、予算、それから品質。現時点で譲れない要素はどれだろう? 譲ることになるのもやむを得ない要素はどれだろう?

10.何がどれだけ必要なのか

期間はどれぐらいかかりそうか? コストは? どんなチームならプロジェクトをやり遂げられるだろうか?

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<個人情報保護管理責任者>
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株式会社永和システムマネジメント 取締役 小山 嘉雄
メールアドレス:privacy@esm.co.jp

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お問い合わせ

トレーニングに関するお問い合わせは、 kakutani at esm dot co dot jp までメールでお願いいたします。

アジャイルサムライトレーニング 22 March 2012